区の名前になっている「江戸川」その背景とおすすめポイントをお伝えします!
「江戸川区小岩」にお住いの皆様。
区の名前にもなっている「江戸川」について詳しくご存知でしょうか?
今回はそんな江戸川にスポットを当ててご紹介したいと思います。
江戸川の特徴
東京・小岩と千葉・市川の間を流れている川です。
流域は茨城県、千葉県、埼玉県、東京都におよんでいます。
江戸時代、江戸川沿いには河岸湊が発展し、川と道との接点にある宿場(松戸宿など)が独自の文化をもつ都市として発達しました。
現在でも天然ウナギが採れるほか、河口付近はトビハゼの生息地になっていることもあり、釣りをしている人もちらほら見かけます。
また、絶滅危惧種に指定されるヒヌマイトトンボが分布しています。
人々の暮らしと江戸川
江戸時代、流域の低地は軟弱な地盤などが原因で、井戸水の水質が悪かったため、江戸の町には、「水屋」と呼ばれる業者から、江戸川の水を飲料水として買っている人々もいるほどでした。その後、人口の増加にともない水道の必要性が高まり、大正5年には、葛飾区に金町浄水場が作られ、東京への水道の給水がはじまりました。その後も江戸川の水利用は増加し、現在では首都圏の水道用水、工業用水、農業用水として利用され地域の暮らしを支えています。
河川敷はサッカー場やラグビー場、野球場などの運動場があるため、子どもたちが一生懸命練習している姿をよく目にします。
また、公園、ゴルフ場、その他上流部では牧草地や滑空場としても使われております。
夜空に輝く大輪の花 江戸川花火大会
夏には、毎年8月の第一土曜日に「江戸川花火大会」が開催されています。
花火の打ち上げ総数は約14,000発!華麗で大きい花火から美しく繊細な花火まで様々な花火を楽しめます!
江戸川花火大会以外でも、沿川各所で花火大会が行われるとともに凧揚げ大会やカヌー大会、ウォーキング大会など、季節に応じて様々なイベントが開催され多くの人で賑わっています。
昔から地域になくてはならない存在であった江戸川。イベントの際はもちろん、普段であっても自然の美しさと見事な風景を味わえます。
もし小岩に来た際はぜひ一度立ち寄ってみて下さい!