【江戸川区版】
相続放棄をするか
適切な判断が
できた事例
江戸川区における「相続放棄をするか適切な判断を行う」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
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- 【江戸川区版】相続放棄をするか適切な判断ができた事例
1.江戸川区にお住まいの
U様が
「父の借金を
相続せずに
済んだ事例」
お客様の相談内容
- 売却物件 概要
所在地 | 江戸川区船堀 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 85.60㎡ | 土地面積 | 98.20㎡ |
築年数 | 35年 | 成約価格 | 3,000万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
- 相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は江戸川区にお住まいの40代U様です。
お父様がお亡くなりになり、区内のご実家を相続することになりました。
相続手続きを進めている際に、お父様に600万円の借金が残っていたことが判明しました。
このままでは、実家とともに借金まで相続してしまうことになります。
U様は、「実家を売却して借金を清算する」方向で動き出し、地元の不動産会社へ売却相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
父親の残した借金を引き継ぎたくない。
不動産会社の探し方・選び方
U様はネットで近くの不動産会社を検索しました。
複数の不動産会社のサイトを比較した結果、
- 相続不動産における専門サイトがあった
- 相続不動産の知見があり、柔軟な提案をしてくれそう
上記2点で信頼できると感じたハローホームに相談することにしました。
U様の「トラブル・課題」の解決方法
「相続」と聞くと、財産や不動産などプラスの資産をもらえるイメージが強いですが、実際には借金(負の遺産)も相続対象です。
U様から「もし、査定額が借金額を上回らなかった場合、他に借金を相続しなくても済む手段はありますか?」とご質問がありました。
その場合は「相続放棄」という選択肢もあります。
1.「相続放棄」とは
相続放棄とは、亡くなった人(被相続人)の財産や負債を一切引き継がないという手続きのことです。
相続放棄は以下のケースで利用されます。
- 被相続人に多額の借金やローンがある場合
- ゴミ屋敷や管理困難な不動産を相続したくないとき
- 相続トラブル(親族関係など)に巻き込まれたくない
- 相続税や管理費用を払いたくない物件がある場合
2.「結果」
U様のご実家の査定額は3,000万円だったため、借金を返済できる目処が立ちそうでした。その上で正式に相続放棄を選択しないと判断しました。
その後、相続手続きを無事に済ませご実家の売却活動を開始。
3ケ月で買い手が見つかり、U様はご実家の売却益で借金を返済できたことに加え、余りが出たことで損せずに相続を完了させることができました。
2.江戸川区に
お住まいのT様が
「老朽化の進む実家の
相続放棄を検討したが
無事に売却できた事例」
お客様の相談内容
- 売却物件 概要
所在地 | 江戸川区一之江 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 61.80㎡ | 土地面積 | 86.20㎡ |
築年数 | 45年 | 成約価格 | 1,600万円 |
間取り | 3DK | その他 | ― |
- 相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は江戸川区にお住まいの50代のT様です。
お母様がお亡くなりになり、ご実家を相続することになりましたが、T様はすでに持ち家があり、ご実家に移り住む予定はありません。
加えて、ご実家は老朽化が進んでおり、保有していても管理が負担になることから、売却することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を売却するか相続放棄するか適切に判断したい。
T様は売却を希望していますが、老朽化が進んでいるため通常の住宅市場では買い手がつかないのではないかと心配していました。
そのため、不動産会社に売却可能か相談し、もし売却の目処が立たなそうであれば相続放棄も選択肢として考えています。
不動産会社の探し方・選び方
T様はご実家があり、ご自身もお住まいの区内の不動産会社に相談することに決めました。複数の不動産会社に査定依頼した結果、
- 江戸川区の不動産市場を把握しており、査定価格が最も適正だろうと感じた
- 士業との連携もあり、相続放棄などの法的な問題に知見があった
上記2点でスムーズに問題解決してくれそうと感じたハローホームに相談することにしました。
T様の「トラブル・課題」の解決方法
相続放棄は、借金を引き継ぎたくないケースやT様のように不要な不動産を引き継ぎたくない場合に有効な手段ですが、注意しなければならないポイントも存在します。
1.「相続放棄」における注意点
相続放棄を行う際の注意点は以下の通りです。
【相続放棄の注意点】
- 相続放棄をするとプラスの財産も放棄する
全部放棄するか、全部引き継ぐかの二択のため、一部だけ放棄ができません。
- 相続開始を知ってから3ケ月以内に手続きを行わなければならない
3ケ月を過ぎてしまうと「相続する気がある」と見なされ、相続することになります。
- 相続放棄後も不動産の管理責任が残る
相続放棄をしても、次の相続人が決まるまでは「管理義務」があります。
- 手続きが複雑
家庭裁判所への申述手続きが必要で、書類の不備やミスで受理されないこともありま<す。専門的な知識がない場合は、司法書士などのサポートがあると安心です。
- 相続放棄後、次の相続人に影響が出る
次の相続順位である親族に相続権が移り、トラブルに発展する可能性があります。
「相続放棄」を選択した場合、上記にもあるように相続権は次の相続順位である親族に移ります。したがって、「相続放棄」は借金の帳消しを意味するわけではありません。
2.「結果」
T様は弊社の説明を受け、親族とのトラブルを避けるため、相続放棄ではなく、売却による処分を選びました。
しかし、このままの状態ではT様が心配されているように老朽化が進んでいることから買い手が見つかりづらいと判断し、「買取」を提案しました。
T様も弊社の提案にご納得され、買取を選択。
T様は、相続放棄せずに済み、無事に問題を解決できたので、大変喜んでいらっしゃいます。
3.江戸川区に
お住まいのY様が
「面識のない人物の遺産
相続
を放棄した事例」
お客様の相談内容
- 売却物件 概要
所在地 | 江戸川区西葛西 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 64.30㎡ | 土地面積 | 90.15㎡ |
築年数 | 41年 | 成約価格 | ― |
間取り | 4DK | その他 | ― |
- 相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は江戸川区にお住まいの50代Y様です。
ある日、叔母様が亡くなり、叔母様の財産を相続することになりました。
叔母様は生涯独身で、すでに他界されているY様のお母様(叔母様の姉)以外にご親族がおらず、Y様が相続人となったそうです。
叔母様の遺産には、ご自宅と金融資産が含まれていましたが、Y様は叔母様と面識がなく、関わりがない人の遺産を相続することに戸惑いを感じていました。
それでも、他に相続人がいない以上、自身が手続きを進めるしかないと判断し、相続手続きを進めることにしました。
特に叔母様のご自宅については固定資産税や維持費負担を懸念し、速やかに売却することに決め、不動産会社に相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
面識のない親族の遺産を相続するのに気が進まない。
不動産会社の探し方・選び方
Y様は近くの不動産会社にいくつか問合せた結果、
- 相続不動産の売却に強そうだった
- 丁寧でわかりやすい説明をしてくれた
上記2点を魅力に感じたハローホームに相談することに決めました。
Y様の「トラブル・課題」の解決方法
Y様の話を詳しく聞いたところ、「相続することに気が進まない」とおっしゃっていました。
そのためY様に「相続放棄」という選択肢があることを紹介したところ、興味を示され、「相続放棄の手続きについて知りたい」とのことでしたので説明いたしました。
1.「相続放棄」の手続き
-
相続開始(被相続人の死亡)を知った日から3ケ月以内に申請
相続放棄は、原則としてこの3ケ月以内に家庭裁判所へ申述しなければなりません。
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家庭裁判所に「相続放棄申述書」を提出
申述書とあわせて、被相続人の死亡がわかる戸籍謄本や、自身の戸籍など必要書類を提出します。
-
裁判所からの照会書に回答し、受理通知が届く
手続きが無事完了すれば、正式に相続放棄が認められます。
2.「結果」
Y様は弊社の説明を聞いた結果、相続放棄を選択することにしました。
現在は、弊社と連携する司法書士のサポートのもと、相続放棄の手続きに必要な書類を準備しています。
Y様は「ここに相談したことで選択肢を広げることができた」と大変満足されているご様子です。